強迫性障害 その②強迫性障害の治療法

こんにちは。
就労移行支援事業所リバーサル本郷のスタッフ、中村です。
先週は強迫性障害の症状についてお話しました。(6/10ブログ)
今週はその治療についてお話したいと思います。
強迫性障害の治療法として、現在下記の二つの療法を組み合わせるのが一般的となっています。

1、認知行動療法 
「曝露反応妨害法」が主な治療法です。
本人が持つ強迫観念に対して、やらずにはいられない強迫行為を“しないで我慢する”行動療法です。
たとえば、汚いと思うものをさわっても、その後手を洗わずに我慢する、家の火の元が心配でも鍵をかけて外出し、施錠を確認するために戻らないで我慢する、などです。こうした療法を続けていくと、強かった不安が徐々に弱くなり、やがて強迫行為をしなくても大丈夫になっていきます。

2、薬による治療 
多くの方は、強迫症状や抑うつ、強い不安感があるので、まず抗うつ薬のSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)で状態を安定させてから、認知行動療法に入ることが多いようです。うつ病よりも高用量で、長期間の服薬が必要となります。最初は少量から、薬との相性を見つつ服薬量を増やしていきます。
SSRIはほかの抗うつ薬に比べると、副作用は軽いですが、何か気になる場合は、すぐに主治医に相談することが大事です。

以上、強迫性障害は本人の性格などではなく病気です。自分を責めたりせず、自分や家族の為に治すという目標を持って努力を続ければ、治癒できる可能性の高い障害ですので、ためらわずまずは受診してみることが大事ですね。

コメントを残す

サブコンテンツ

文字サイズ

ReturnTop