『秋の夜長』~読書のススメ・その2~@本郷

こんにちは!リバーサル本郷・スタッフの中村です。
 
日が暮れるのもだんだん早くなり、
朝夕は涼しい風が吹き、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。
毎晩コオロギなどの秋の虫がきれいな声で鳴いています。
 
さて、そんな秋の夜長に、私がおすすめする「読書」。
そのおすすめ本を紹介する2回目です。
 
前回のその1では、
少しこころにしみる浅田次郎さんの『天国までの百マイル』を紹介させていただきました。
今回おすすめするのは、家にいながら、わくわくハラハラさせてくれる冒険もの。
数年前に本屋大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した本です。
 
和田竜(わだりょう)著『村上海賊の娘』。新潮社
 
和田竜さんといえば、『のぼうの城』や『忍びの国』が映画化されたことが記憶に新しいですね。
その和田竜さんの今回おすすめする作品『村上海賊の娘』の舞台は戦国時代の瀬戸内海。
当時、瀬戸内海の能島、来島、因島を拠点に全国にその名を轟かせていた村上水軍。
その村上水軍の中の能島村上の主、村上武吉の娘、景(きょう・20歳)が主人公という設定です。
 
史実、村上武吉に娘がいたことは確からしいですが、
名前やその行動は残念ながら記録にはありません。
この本では、その村上武吉の勇猛さと荒々しさを引き継いだのが景という設定となっています。
そして、敵は時の覇権を狙う最強の戦国武将・織田信長。
毛利&村上海賊VS織田&真鍋海賊の戦い、
木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編となっています。
 
木津川合戦とは、天下統一に乗り出した織田信長が、
難攻不落の要害となっていた大坂本願寺を攻略するため、
周りを封鎖し行った兵糧攻めに対し、その大阪本願寺から応援を乞われ、
海路からの支援をしようとした毛利と村上水軍連合が、
難波海(大阪湾)と木津川の河口で織田・真鍋海賊連合と戦った合戦です。
 
煌めく白刃、上がる血飛沫。村上海賊の投げ放つ焙烙玉が、
眞鍋家の船を焼き払う。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は――。
迫力のある合戦シーンが臨場感があり、秋の夜にぴったりです。
ぜひ読んで見てくださいね。

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