寛解

・寛解とは

・・・医学用語。病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。

 

→ 癌(がん)や白血病など、再発の危険性のある病気の治療で使われる言葉ですが、うつ病や統合失調症などの精神障害の症状においても、『治癒』という言葉より『寛解』を用いること。

 

・精神障害における『寛解』とは

“障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。”(障害者基本法 第二条)

 

したがって、精神障害における『寛解』とはうつ病や統合失調症などの病気・障害があろうとも、その症状が継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を与えるまでには至らない程度に折り合っている状態であるということです。

 

障害があっても日常生活又は社会生活との折り合いがつくこと。これが精神障害における『寛解』

 

・精神障害のある人が『寛解』に至るには

・・・障害があっても日常生活又は社会生活との折り合いがつくことを目指す。そのために必要なのは・・・

 

①症状の治療・・・ポイントは「治癒」ではなく「再発防止」。劇的に変わることを目指すのではなく、いかに折り合いのついた状態を長く維持できるか。そのためにもかかりつけ医との連携は密にして、医師の指示した服薬を厳守する。調子が良いからと自己判断での断薬はNG。

②障害理解・・・自身だけでなく社会・自身を取り巻く環境にも正しい理解が広まることで、正しい社会生活の機会が図られるだけでなく、偏見による社会参加の制限や阻害、それらによる貧困化や孤立化の防止にもつながる。

サブコンテンツ
TOPに戻るボタン

お電話する事業所を選んでください