アスペルガー症候群

〇アスペルガー症候群とは

 アスペルガー症候群は、「自閉症スペクトラム障害」と呼ばれる発達障害の一つで、「対人関係の障害」、「パターン化した興味や活動(こだわり)」の2つの特徴があり、知的発達と言語発達は遅れがみられません。そのため、表面上のコミュニケーションはとれることが多いことから、成人になってから診断される場合もあります。

 

〇アスペルガー症候群の症状

 症状として、以下の特徴があげられます。

 

①対人関係の障害

 アスペルガー症候群のある人は、相手の気持ちを想像したり、その場の「空気」やしきたりなどの「暗黙のルール」を理解したりすることが苦手です。さらに、自分の感情を表現したり、自分の発言や行動が他人にどんな印象を与えるか想像したりすることが苦手な人も多く、その場の雰囲気にそぐわない発言や行動をしてしまうこともあります。

また、知的発達や言語発達に遅れはないものの、あいまいな表現や行間を読むことが苦手なため、なんとなく話が通じにくい面もあります。

 

②パターン化した興味や活動(こだわり)

 決められた手順やスケジュールに強くこだわりがあり、予想外の事態への臨機応変な対応が苦手である傾向があります。しかし、関心があることに対しては驚異的な記憶力や集中力を発揮します。

 

この他にも、ちょっとした物音や出来事に過度に反応してしまい、時にはパニックになってしまう「過敏性」、味覚や触覚が適切に作動しない「感覚異常」、落ち着きのなさや立ち歩きなどの「多動」、などがみられることもあります。

 

〇アスペルガー症候群の治療法

 アスペルガー症候群は、症状に対して効果のある薬はありません。そのため、ソーシャルスキルトレーニング(SST)などのコミュニケーション能力を高めるトレーニングや周囲のサポートを厚くすることで、症状によって生じる困難を緩和させていきます。

 

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